蜂の巣まで作った3年放置バイクを管理会社が撤去したとして
賠償命令の判決が言い渡されました。
これは管理会社(家主)側がかわいそう……と思いますよね。
https://news.line.me/detail/oa-sankeinews/nzrxbd86uglh
ただね、残念ながら管理会社側も押さえるポイントを押さえてないんです。
放置バイクや自転車も、他人の物。これを所有者以外の者が処分すること
に関しては、家主側にとっては非常に厳しいのです。
だからこそしっかりとしたポイントを押さえなければ、負けてしまいます!
もちろん放置しているのが悪いんです。特にこのバイクは蜂の巣まで作って
管理会社側が巣を撤去したりしているのですから。
この時なんですよね、この蜂の巣ができたタイミングでの対応が悪かった
のではないかと思います(記事からしか分からないのですが)。
ここでバイクの持ち主と、もっとコミュニケーションを取るべきでした。
・なぜ蜂の巣ができてしまうほど乗っていないのか
・今後は乗れる状態にするのか
・それはいつまでにするのか
・乗れる状態にしたらそれを管理会社側に提出
・期限を設けてそれができないなら撤去してもらう
このような点をしっかり話し合いして、書面に残すことが必要です。
賃貸トラブルの場合、圧倒的に賃借人保護なんです。
そこに文句を言っても仕方がないから、管理会社(家主)側は
負けない証拠をしっかり作っておく必要があります。
専門家に相談もしていないのに「警察と弁護士にも相談して実施している」
などど言うのも言語道断。
管理会社(家主)側も、トラブル解決のスキルを上げていかねば、
こんな判例のように負けてしまうことになります。
一度判例ができてしまうと、それに「右へならえ!」になってしまいます。
今後はさらに注意が必要ですね。
賃貸トラブルは知っているか知らないかで、結果は天と地の差となります。
このような判決が確定したのですから、しっかりと「負けない知識」を
入れていきましょう。
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